過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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563: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2014/10/20(月) 00:26:05.66 ID:DzuVp2QH0

レミリアは両親をイギリス清教の者の手で殺されている。
そしてパチュリーはイギリス清教の一員であり、即ちレミリアの両親の仇ということになる。
一方のパチュリーも、父親をスカーレット一族との戦いによって失っており、
スカーレット一族の一人であるレミリアは父親にとっての仇である。


レミリアとパチュリーの仲を切り裂くには十分過ぎる程の理由があり、憎しみを育てるには有り余るほどの時間が過ぎ去った。
二人の間にできた奈落の溝を埋めることなど、もはや何者にも不可能なことなのかもしれない。



パチュリー「……そう、そうだったわね。 『レミリア・スカーレット』」

パチュリー「私としたことが、敵を前にして感傷に浸ってしまうなんてね……」



パチュリーはその事実を改めて理解し、そのまま受け止めた。


レミリアをあだ名で呼ばなかったのは決別の表れ。
もはや親友では無くなった彼女に対して、躊躇する必要などありはしない。
自身の全力を持って目の前の敵を排除することだけが、自身に課せられた使命である。


眼つきが変わった嘗ての親友を見て、レミリアは満足気に口角を釣り上げた。




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