過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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609: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2014/11/10(月) 01:00:04.23 ID:qsKYTfHM0

スカーレット家の屋敷の一階に存在する書斎。
屋敷に数多く存在する部屋の中で最も大きなものであり、ヘンリーが魔術の研究を行う場所でもある。
その大きさは一階の面積の4分の1近くを占めており、更には地下にまで繋がっているという、
書斎として利用するには少し広すぎる部屋だ。


何故ここまで広いのかと問われれば、スカーレット家に代々伝わる書物の殆ど全てが、その場所に保管されているからである。
500年にも及ぶ歴史の中で培われた魔術理論。それらを本に纏めようとするなら、その数が膨大になるのは当然であり、
結果として広大な保管場所が必要になることは自明の理であった。
故にスカーレット一族は、過去においてこの屋敷を買い込んだ際に大規模な改装を行っており、
二階層に及ぶこの書斎はその時に造られたものだ。


当時はだいぶ余裕を持つように考えて改装されたそうだが、それを行ったのは100年以上も前のこと。
今となっては殆どの本棚が満杯となっており、収まり切らない本がそこかしこに積み上げられているような状態だ。
そろそろ二度目の改装を行うべきか、現在予算と睨めっこをしながら検討中である。







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