過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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675: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2014/12/08(月) 00:27:30.26 ID:S1HXT+V70

どうやらレミリアは水を飲んだことで、幾分か思考を取り戻すことができたようだ。
だが、それも長くはもつまい。睡魔は子供が抗うには、少々きつ過ぎるものだ。
再び船をこぐ前に用事を済ませてしまった方がいいだろう。



ヘンリー「さて……最後に一つ、今後のことについて伝えておく必要がある。
     本当はフランにも関係のある話なのだが……」

ルーシー「それであれば、私の方から後で伝えておこうかしら?」

ヘンリー「いや、その必要はない。 魔術に関係する話だからな。 まだあの子には早すぎる」

レミリア「魔術ですか?」

ヘンリー「あぁ。 スカーレット家が持ちうる魔術の中の秘奥。 私達にしか扱えない、
     一族に脈々と伝わって来た一つの魔方陣――――」




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