過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/02/08(日) 23:26:54.61 ID:wQK87Klo0
少し掠れた妻の言が、ロータスの心の臓を貫いた。
これまで色々と話をしてきたが、そのどれもが『自分が斃れた時の予防線』ばかりであったことに気づく。
確かに、万が一に時に残された二人のことを考えれば、それらの予防線を張ることは妥当な判断なのかもしれない。
しかし、本当にそれでいいのだろうか?中途半端な発言は、却って彼女達の心に不安を残すことになる。
二人のことを真に思うのであれば、『絶対に無事に帰ってくる』と豪語するくらいのことはしなければならないはずだ。
勿論、そう断言するのであれば必ず約束を守らなければならない。
約束の反故は、中途半端な発言よりも心に深い傷を負わせることになるだろう。
だがそれができずして、何故一家の大黒柱を名乗ることができようか。
ロータス「……そうだね、その通りだよ。 僕としたことが妙に弱気になっていたみたいだ」
ロータス「『僕は必ず君達の下に生きて帰ってくる』。 そう約束するよ」
メリッサ「……ありがとう。 安心しました」
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