過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/09(月) 00:09:50.75 ID:jx8hVfw80
頬をむくれさせる妹を見て、レミリアは少し呆れながら窘める。
全く、フランの我が儘には困ったものである。
これではこれから始まる1年間の学園都市での生活がどうなるのか、先が思いやられる。
見知らぬ土地で子供だけの二人暮らし。不安にならない方がおかしいというものだ。
だが、父親は一族の誇りを守る望みをかけて娘二人を送り出した。
その思いを無駄にしないためにも、自分達は歩かねばならない。
今更泣き言を言うなど許されないし、言う意味もない。
レミリア(これからどんなことが起こるのか、まだ何もわからない)
レミリア(でも、絶対に挫けたりしない。 フランを守れるのは、私だけなんだから……)
レミリア(だからお父様。 お母様。 どうかご無事で……)
コンコン!
その時、部屋の扉が軽快な音を立てて来訪者の存在を告げる。
どうやら、私達をここに連れてきた人がやって来たらしい。彼も相当な早起きのようだ。
何やら世界のあちこちを忙しなく飛び回っているそうだから、早起きが体に染みついているのだろう。
レミリアは扉に駆け寄り、来訪者を部屋に招き入れた。
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