過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/09(月) 00:21:06.67 ID:jx8hVfw80
「……ふむ。 都市建設の進歩率は87%、能力開発の進歩率は62%……か」
「能力開発の進行が遅れているな。 許容範囲ではあるが……少し急がせるか」
日の光が一切射さぬとある密室に、一人の男の声が響き渡る。
その部屋の床は鋼鉄に勝るとも劣らない強度を持つ合金板で覆われ、
部屋の壁には何に使うともわからない機械が所狭しと並んでいた。
それらの機器から発せられるランプの明滅は、まるでプラネタリウムのように神秘的な光景を造りだしている。
しかし天地を這う鉄のパイプが、その光景を逆に無機的な冷たい印象を抱かせていた。
その蛸足のように張り巡らされたパイプが収束する場所に、一つの巨大な培養槽が鎮座されている。
やや黄色みがかった液体が満たされたそれは、容器の底から照らされる明かりにより、まるで黄金の柱のように見える。
時折補給される酸素の泡が液面を揺らめかせ、光が周囲に複雑な紋様を刻み込んだ。
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