過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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895: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/30(月) 00:12:03.99 ID:Xp3zhnRt0

それはまるでフィクション映画の中の一コマのよう。
オカルトの世界に身を置くパチュリーであるが、魔術を全く用いずにこれだけのことを成し遂げるレミリアに対し、
大きな驚きと一種の確信の眼差しを向けた。



パチュリー(やはり貴方は……!)

レミリア「そんなにぼうっとして、いいのかしら?」

パチュリー「!?」



刹那の思考から現実へと引き戻されると、そこには既に間近まで迫ったレミリアの姿。
彼女の遥か背後には、標的を見失って彷徨う火球の群れの姿があった。


それは正しく、瞬きする間の出来事。
自身が気を逸らした時間は一瞬であったにも関わらず、目の前まで接近してきたレミリアを見て、
パチュリーは普段不機嫌そうにしているはずの目を大きく見開く。


火球の群れの突進をただ避けるだけではなく潜り抜け、更にはそれらを置き去りにする程の速さとは。
流石の彼女も、このような形で自分の魔術が打ち破られることは想定外だったようだ。




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