過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/30(月) 00:31:08.50 ID:Xp3zhnRt0
熔岩は多少のズレがあるものの、レミリアがいる方向に向かって移動している。
パチュリーからはレミリアの姿が見えないはずなのにだ。
自動制御の術式でも組み込んだのだろうか?そうだとすれば、少々厄介なことになりそうだ。
熔岩の動きを自動制御にしたと言うことは、今のパチュリーは完全にフリーな状態であると言うこと。
レミリアが逃げ惑っている間に大規模な魔術を発動し、この一帯を綺麗に噴き飛ばすかもしれない。
もたもたしてはいられない。一刻も早くこの霧を脱し、居場所を突き止めなければ。
レミリア(チッ……さっきからうざったいわね!)
ドコンッ!
レミリアは心の中で苛立ちの声を心の中で上げると、思いっきり足を振り下ろして踏みつける。
すると地面に大きく罅が入り、巨大な土の塊が宙に跳ね上がった。
それを自分に向かってくる熔岩に目掛けて蹴り飛ばす。
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