過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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963: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/20(月) 00:53:32.00 ID:UAo0aMOr0

『三賢者の碑文(エメラルドメガリス)』。
それが石板を生み出した魔術の名だ。


『神人』とも称される、伝説的魔術師『ヘルメス・トリスメギストス』が遺したエメラルドの石板。
同じく彼が遺したものである、『ヘルメス文書』と並ぶ代表的な魔道書である。
錬金術の奥義が記されたそれは、外部の脅威から文書を守るために強固な防衛魔術が施されており、
曰く、千の馬の脚に踏まれても、燃え盛る溶岩の河に投げ込んでも傷付くことはない。
何物にも侵されないがために、『絶対不変の真理の石板』とも言われている。


そして『三賢者の碑文』という魔術は、その石板と防衛魔術を再現したものである。
無論そっくりそのまま再現しているわけではなく、数段階劣化させたものに過ぎないわけだが、
それでも一般的な魔術に対しては鉄壁のとも形容できるほどの防御力を誇る。
故に『女帝の光輪』の至近距離の爆発にも十分に耐えることができるのだ。



パチュリー「……死んだかしら?」

「勝手に殺さないでくれる?」



パチュリーの一言に対し、レミリアは即座にどこからか否定の言葉を返す。
声色から考えるに、どうやら向こう側も健在のようだ。




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