過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/04/20(月) 00:57:09.61 ID:UAo0aMOr0
獲物を捕らえるならば今が絶好の機会。
魔力は底を尽きつつあるが、獲物の動きが鈍っている今ならば十分事足りる。
戦闘が始まって20分。これくらいの時間であれば、本来ならばまだまだ余裕が残っているはずなのだ。
無駄に魔力を浪費してしまっている理由は、偏にレミリアの動きが機敏すぎたため。
魔術を悉く避けられていたが為に、その分だけ余分に手間が増えてしまっていたのである。
しかし機動性が封じられたこの状況であれば、その手間をかける必要は無い。
パチュリー「その体だと、もう戦うことはできなさそうね。 私としては仕留めるつもりだったんだけど……」
パチュリー「でも『最大主教』からはできるだけ生け捕りにするように言われてたし、結果オーライと言った所かしらね」
パチュリー「どうする? このまま降参してくれるなら、私としては願ってもないことなのだけど」
パチュリーはレミリアに最後の通告をする。
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