過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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972: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/20(月) 01:03:09.72 ID:UAo0aMOr0

パチュリー(でも、もうそんなことどうでもいい。 貴方は人間を止めた化け物。 それが揺るぎない事実)

パチュリー(そして化け物は人間に殺されるのがセオリーなのよ。 貴方もその例に漏れないことを、私が証明してみせる)



『怪物(レミリア)』は『人間(パチュリー)』に打ち倒されなければならない。


数々の御伽話の中で語られる、怪物と人間の闘争。
その何れの話に於いても、怪物は人間の手で討ち取られることになる。
それは人間が持ちうる『勇気』、『知恵』、そして『力』を示し、人々に希望を示すため。
そして人間はあらゆる脅威にも立ち向かえるという偉大さを教え伝えるためだ。


だからパチュリーはレミリアを倒さなければならない。
『吸血鬼』という名の怪物に立ち向かう人間として。
人々の尊厳を守るためにも屈するわけにはいかないのだ。


パチュリーは一心不乱に言葉を紡ぎ続ける。目の前の『怪物』を葬るために。
例えその怪物が嘗て人間であり、自分の親友であったとしても。その言葉を止めることはない。
彼女は思い出の全てを投げ捨てることで、『怪物』を殺す覚悟を結実させる。




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