過去ログ - とある都市の生物災害 -SS速報VIP

過去ログ - とある都市の生物災害

↓ 1- 覧 板 20

741:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/04/19(土) 00:46:08.56 ID:0sZFx01d0
美琴は父である旅掛がどんな仕事をしているのか、正確には分かっていない。
『世界に足りないものを示す』とか何とか言っていたことは覚えているのだが。
旅掛は今どこで何をしているのだろうか。
一度気にしてしまうと中々止まらない。何だか無性に両親に会いたくなってしまう。

以下略

742:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/04/19(土) 00:49:13.57 ID:0sZFx01d0
「へえ。佳茄、グラタン好きなんだ？」

「うん、大好きだよ！」

グラタンとはまた手のかかるものを、と美琴は苦笑する。

以下略

743:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/04/19(土) 00:50:49.39 ID:0sZFx01d0
そう言う佳茄の表情に何かを感じ、佳茄の頭をできるだけ優しく撫でる。
こうして佳茄に触れることには抵抗があった。壊してしまわないか、繊細なものを触るように。この少女に血をつけてしまわないように。

力とはそれ自体に善悪はなく、使う側次第でどちらにもなるというのが美琴の持論だった。
いや、それは美琴に限らず多くの人間が同じ考えを持っていることだろう。

以下略

744:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/04/19(土) 00:53:49.80 ID:0sZFx01d0

数時間が経っていた。時計がないので正確な時間は分からないが、間違いなく日付は変わっているだろう。

以下略

745:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/04/19(土) 00:54:18.69 ID:0sZFx01d0
「―――行きますか」

小さく呟いて、美琴は眠っている佳茄の頬にそっと指を添える。
すぐに戻ってくる。そんな思いを込めて。
佳茄はどんな夢を見ているだろうか。悪夢に魘されたりはしないだろうか。

以下略

746:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/04/19(土) 01:02:17.60 ID:0sZFx01d0
投下終了

次回は一方通行シナリオと垣根シナリオ
あと二回の投下でDay1は終了です

以下略

747:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/19(土) 04:00:00.94 ID:ORAYcL/R0
乙
浜面ゴールインかな？

垣根シナリオに期待

748:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/19(土) 07:35:17.35 ID:IgARJzvE0
乙

>>747
ゴールに近いと油断てよくありますよね

749:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/19(土) 10:55:10.38 ID:G6nYWU/h0
おっ！投稿されてる！乙

750:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/19(土) 11:36:38.68 ID:VpKpFVz70
あの世へゴールイン

834Res/594.56 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ