過去ログ - とある都市の生物災害 -SS速報VIP

過去ログ - とある都市の生物災害

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792:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/13(火) 02:45:59.11 ID:4Rynl3kU0
簡単な理屈だった。力とは流れやすい方へと流れるものだ。
火は酸素のある方へと流れるように。指向性地雷などはそういった性質を利用したものだ。
要するに上条当麻は右手の五指を自在に動かし、狙った方向へ力を流すためのガイドレールを作り上げたのだ。
とはいえ完璧とはいかない。このやり方で確実に狙った場所へ攻撃を流せるかと言われれば答えは間違いなくNOだろう。

以下略

793:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/13(火) 02:48:01.72 ID:4Rynl3kU0
……やはりインデックスは知性が著しく低下していたのだろう。
一〇万三〇〇〇冊を自在に行使できたのならもっと効率の良い、確実なやり方があっただろうし今の落下だって防げたはずだ。
かつて天空の城塞にてもう一つの右手を持った男が見せたような戦い方だってできたはずだ。
『魔神』。そこだけは上条にとって救いだったのかもしれない。
あのインデックスに、そこまでの知性が存在しなかったことが。

以下略

794:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/13(火) 02:52:18.75 ID:4Rynl3kU0
だが違うのだ。彼女はきっと生きている。生きていながらにしてインデックスをインデックスたらしめるものが悉く破壊されている。
何も残らない。インデックスがインデックスであった証も。理性も。想いも。

それがどれほど残酷なことか。それがどれほど絶望的なことか。
上条当麻の終着点にして出発点であった少女。

以下略

795:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/13(火) 02:58:15.01 ID:4Rynl3kU0

そうして、惨劇の夜は明ける。

以下略

796:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/13(火) 02:59:35.38 ID:4Rynl3kU0
けれど、彼らの物語は終わらない。
死者の街と化した学園都市には希望も許しもない。
そんな絶望の淵に立たされて、なおそれに抗う者たちがいる。

最悪の絶望に潰されながらも、尚諦めることのできぬ上条当麻。

以下略

797:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/13(火) 03:01:47.59 ID:4Rynl3kU0

トロフィーを取得しました

以下略

798:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/13(火) 03:04:27.17 ID:4Rynl3kU0

悲しみよ、我に来れ

以下略

799:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/13(火) 03:05:12.01 ID:4Rynl3kU0

――――――Welcome to next nightmare.

以下略

800:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/05/13(火) 03:11:05.99 ID:4Rynl3kU0
投下終了

上条さんとインさんが出会ったのは絶対アレイスターさんの仕組みだと勝手に思ってます

これでDay1は終了、意外と長かった

以下略

801:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/13(火) 03:14:05.19 ID:tmJ19Zhv0
>>800
？？？「呼んだか？」

802:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/13(火) 16:28:32.58 ID:TlUNukLV0
禁書一同「俺達のインフレはこれからだ！」

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