過去ログ - ミカサ「私が勝ったらエレンに近づかないで。二度と」
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◆tK49UmHkqg
[sage]
2013/12/31(火) 03:30:06.48 ID:ZpaBXnS/o
深夜―――女子寮 相部屋
クリスタ「スースー」
ユミル「スースー」
サシャ「グーグーグーグー」
アニ「…」
アニ「(まったく、エレンのあの鈍感さにもほとほとあきれるね…)」
アニ「(でも、それにしても、あいつのあの優しいところはさ…)」
アニ「(あたしの気持ちの固くした部分をどうしてイヤっていうほど溶かすのかね…)」
アニ「(作戦を忘れているわけじゃない…でも、せめて今だけは…エレン)」
アニ「(あんたのそばにいて、胸の痛みを誤魔化すくらい、許されるよね…)」
ミカサ「アニ」
アニ「!!!!」
アニ「…スー…スー…」
ミカサ「寝たふりをしても、だめ。気配でわかる」
アニ「…もう、なんなのよ。寝ようと思っていたのに」
ミカサ「…」
アニ「ちょっと?話かけてきて、だんまり?」
ミカサ「考えている」
アニ「なにを?」
ミカサ「この場で、失敗をする生き恥をとるか、あなたに屈辱を味あわされるほうをとるか」
アニ「なによ、それ。なんでそんな選択肢しかないのよ?」
ミカサ「あるいは、すべてを諦めて、ここで自害するか…」
アニ「ちょ、ちょっと?大丈夫?」
ミカサ「…眠る前に教官棟の方に行けなかったのが失敗だった」
アニ「???」
ミカサ「この訓練生棟は、設置の安価性と清掃および管理の簡易性の面から、屈伸型が設置されている」
ミカサ「教官棟には、通常の座椅子型の物が設置されていて、本来ならそちらを使わせてもらうべきだったのだが」
ミカサ「不覚なことに、行きそびれてしまった…」
ミカサ「…ので、つまり私は―――
アニ「あ、待って、ミカサ。わかったわよ…それ以上は言わなくていい…あぁ、もう、まったく…」ギシッ
ミカサ「屈辱…」
アニ「緊急事態だっていうのは、理解したわよ。同じ女として、こればっかりは、貸し借りとか立場とかそう言うのは忘れましょう」
ミカサ「…うん」
アニ「ほら、支えるから、立って」
ミカサ「ありがとう」
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