過去ログ - 【咲安価】 京太郎「これが俺の、最後の……変身ッ!」 最終話【ライダー】
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◆B6xkwd67zxGJ
[saga]
2013/12/30(月) 03:54:42.75 ID:WKY7KPnwo
淡「バカだね……やっぱりバカだ。きょーたろーは」
突如撃ち込まれた銃撃が、京太郎の姿を元に戻した。
グリードとなりかけていた京太郎を元に戻した相手は――ゼロノス・アルタイルフォーム。
言葉と共に割り込む影。
仮面ライダーゼロノスが、京太郎を護る形で、間に立っていた。
ゼロノスが、繰り出された一撃を受け止める。
須賀京太郎の代わりに、装甲を軋ませて。強力な攻撃を一身に受けるゼロノス。
淡「……久しぶり、きょーたろー」
淡「この場は私がどうにかするから、皆を連れて逃げて」
そのゼロノスが指さす先には、ゼロライナー。
そこから飛び出したデネブが、駆け寄ってくる。
抱き起される仲間のライダー。確かに皆の状態を考えるなら、ここは逃げた方が得策だろう。
助けに来たのだろう。このゼロノス――未来の大星淡が、現在の須賀京太郎を。
京太郎「あんたは……!」
京太郎「未来の、あわ――」
呼びかけようとしたその瞬間。
発せられた、紫のグリードの波動。
ゼロノスは耐えきれず、弾き飛ばされて変身が解除された。
京太郎も余波で、変身が解けた。薄れていた猛烈な痛みが、襲い掛かる。
それでも構わず、地面に倒れ込むその少女に声をかけようとして――須賀京太郎は。
目の前の女性の名前がなんであるのか、女性が誰なのか、自分がなんと言おうとしていたのかを忘れた。
開きかけた口のまま、呆然とする。
何故、その場に女性が倒れてるのかが分からない。
見知らぬ女性が、この場に出ている。そして倒れている。
誰かわからずともそれは、京太郎の心を刺激するには十分だ。
再び奮起する。
戦わねば――守らなければならない。
腕が折れても、脚が砕けても、目が潰れても、心臓が破れても、戦わなければならない。
幾度目かの噛み締めで、奥歯が削れる。
それにも構わず拳で――砕けた拳で、身を起こそうとする。
変身して、戦わねば。
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