30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:35:46.98 ID:6yBCWbRi0
「…………」
あどけない表情を浮かべて首を傾げる彼女。
彼女は今どう思っているのだろう。
分からない。分からなくなってしまった。
秘密があるということは普通のことのはずなのに。
ただそれがあるだけで、こんなにも距離を感じてしまう。
我ながら似合わないほどに臆病だ。
疑念。
囚われて、言葉を紡ぐことが出来ない。
「貴音、自分に何か聞きたい事があるの?」
「えっ、いや……」
「そんな顔してたぞ?」
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