38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:41:54.09 ID:6yBCWbRi0
「……どしたの、貴音」
一歩を踏み越える方法。
彼女は知っていたのだ。
だからこそ気付かせてくれた。
「これから私の秘密を一つだけ、響に教えようと思います。765ぷろの誰にも教えていない秘密です。だから響も、私に何か秘密を教えてくださいませんか?」
「秘密かー、いいよ」
フェアじゃない。と思った。
普段から色々なことを教えてくれる彼女に持ちかけるには、傾き過ぎた取り引きだと思った。
素直に言えばいいのに、ちょっと遠回り。
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