過去ログ - 【オリジナル】Re.乙女合体ガチユリダー
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30:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/01/16(木) 09:35:25.61 ID:Jx0XBOOAO
[正純inリリーキャット・都市部上空]

 触手に絡まれた機体は、抵抗も虚しく少しずつ怪獣に引っ張られていく。
 口を開くように開いていく卵型の巨体の内側は鋭く変化した犬歯のような触手が敷き詰められ、取り込まれれは即ち終わりであると容易に理解できた。

正純「うぁっ……はぁ、もう……」

 弱音を吐きかけた口を噛み締めて、私は怪獣を睨みつけた。

正純「っ……諦めない、私は……!!」

 それは走馬灯か、脳裏に学校の友達や、はじめちゃんや、育ててくれた踊壺さん八尾さんの笑顔が浮かんでくる。

正純「私は、皆を守らなきゃいけないんです!!」

 青い光を放ち、全開の逆噴射で抵抗する。
 いつの間にかいない、もう一つの機体の援護を待ちながら……

正純「くあぁ……!!」

 そして、私の上に……その小さい機体の影が被さった。

正純(来た……!?)


琴主「わぁぁぁぁああああ!!!!」


 それは、赤い機体だった。
 その姿自体は見慣れたリリーブレードのもの、しかしはじめちゃんのパーソナルカラーは黄色の筈なのに……?
 それに、あの声は……

正純「琴主さん!?」

《ドクン……》

 その時赤いリリーブレードの鋭利な機体が、赤い光を帯びて触手を切り裂いた。



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