過去ログ - 【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】3
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◆t1HVecfVyk
[saga]
2014/01/01(水) 00:43:30.32 ID:qYHDOCOG0
蜜岡さんの部屋の扉をノックすると、まもなく彼女が姿を表した。
どことなく、目線を合わせにくいらしく下を向いてしまっている。
マギカ「私、蜜岡さんを信じることにしたの」
蜜岡「……え?」
マギカ「蜜岡さんは、もうモノクマを裏切っているって」
マギカ「そう、信じることに、ね」
蜜岡「で、でも……私は、皆を……」
マギカ「……蜜岡さんが、私を信頼してくれるなら」
マギカ「私は、蜜岡さんを信頼したいの」
マギカ「……蜜岡さんは、もう、裏切り者なんかじゃないんだよ」
蜜岡「ま、マギカちゃぁん……」
マギカ「だから、ね? 一緒にここから出よう、ね?」
蜜岡「マギカちゃんと一緒なら、もう、何も怖くないわぁ……」
蜜岡「でも、涌井さんはいいのかしらぁ……」
マギカ「涌井さんのことも信じてあげたいけど……」
マギカ「正直、まだちょっと怖い、かな」
……蜜岡さんは、どことなくだけど私に甘いところがある。
私を殺そうとはしないだろうっていう希望的観測もあるけど、それでも彼女を信じてあげたい。
できれば涌井さんのことも信じてあげたいけど……
涌井さんは、前の事件の、ある意味でクロだからなぁ……。
蜜岡「ねぇ、マギカちゃん?」
マギカ「なーに?」
蜜岡「私のこと、美緒って呼んで?」
マギカ「ちょ、ちょっと……目が、怖いよ?」
蜜岡「美緒って呼んで? 美緒って呼んで? 美緒って呼んで?」
マギカ「み、蜜岡さん……?」
蜜岡「美緒って呼んで美緒って呼んで美緒って呼んで美緒って呼んで美緒って呼んで美緒って呼んで」
マギカ「み、美緒、ちゃん?」
蜜岡「なぁに、マギカちゃん?」
……私は、少しだけ彼女を拘束しなかったことを、後悔した。
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