過去ログ - 【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】3
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◆t1HVecfVyk
[saga]
2014/02/11(火) 22:45:00.56 ID:Zhcln1o+0
私の言葉を振り払うかのように、リアナは持っていたゴルフクラブを振りかぶった。
目の前でスヤスヤと眠っている、愛鬼の頭目掛けて。
茅ヶ崎「な、何してんのよ、アンタっ!」
私の制止の声も聞こえないのか、錯乱したリアナは、思いっきりゴルフクラブを振りおろした。
直後、肉を打つ鈍い音が鳴り響いた。
茅ヶ崎「あ、アンタ……何してんのっ!?」
宜保「こいつは死んでいないだろう……」
宜保「腕の一本や二本、人の命よりは軽いもんだ」
慌てて目を瞑った私が、もう一度視界を開いた時には、惨状が見えていた。
宜保の腕は、ぶらりと垂れ下がるように脱力していた。
宜保は、愛鬼を腕で庇ったんだ。
リアナの攻撃から、捨て身で。
茅ヶ崎「……無理、しないで」
茅ヶ崎「蜜岡、藻根! すぐに宜保の手当をしてあげて!」
茅ヶ崎「アンタからは話を聞かせてもらわないといけないしね、リアナ?」
リアナ「わ、私は……、お姉ちゃんの為に……」
茅ヶ崎「ええ、動機は分かっているわ」
茅ヶ崎「だからこそ聞かないといけないのよ、三菱がどこにいるのかを、ね?」
地院家「お前が殺したんだろ?」
リアナ「わ、私は、まだ人は殺して……」
茅ヶ崎「その言葉を信じるか信じないかは、私達が決めることよ」
茅ヶ崎「少なくともアンタは」
茅ヶ崎「宜保が庇っていなければ愛鬼を殺していた」
茅ヶ崎「マギカがそのことを知ったらどう思うか、よく考えることね」
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