過去ログ - 道明寺歌鈴「１２月３１日夜　気温２℃」 -SS速報VIP

過去ログ - 道明寺歌鈴「１２月３１日夜　気温２℃」

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22:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/12/31(火) 23:20:02.26 ID:LJdpZKKBo

「そう言えば珠美、今日はどうしてデ……いえ、このお出かけに
誘ってくれたのですか？」

23:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/12/31(火) 23:20:33.11 ID:LJdpZKKBo

「そ、そうですね。いけません。また珠美の悪い癖が出てしまったようです。
確かに歌鈴の言うとおり、きちんと言わないといけませんでした」

以下略

24:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/12/31(火) 23:21:17.57 ID:LJdpZKKBo

（やっぱり、そうだったんですね。よかった）

私は、今すごく幸せです。近づこうと思って、でも、臆病な私は、
どうしても普段の珠美に近づく事ができなくて。

以下略

25:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/12/31(火) 23:26:19.56 ID:LJdpZKKBo
１２月３１日夜
某神社門前町付近

年越し蕎麦を堪能した私たちは、そのまましばらく商店街を歩いて、
近所の、わりと有名な神社へと足を向けます。

以下略

26:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/12/31(火) 23:31:06.98 ID:LJdpZKKBo

「歌鈴、大丈夫ですか？寒くありませんか？」

以下略

27:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/12/31(火) 23:42:01.97 ID:LJdpZKKBo

二人して境内へと続く道に開かれた夜店をあちこち覗いて、
珠美は焼きイカとかトウモロコシを買い食いしています。
私もベビーカステラを頬張りながら、珠美と二人で、
夜店が照らすきらきらとした道を歩いて行きます。

以下略

28:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2014/01/01(水) 00:00:05.00 ID:4pq1rTYho
いつの間にか周りは人であふれています、みなさん、祭壇に向かって
ゆっくりと歩いて行きます。その流れに、私たちも自然と乗って進みます。

――――そんな中――――

以下略

29:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2014/01/01(水) 00:00:49.69 ID:4pq1rTYho

「誕生日おめでとうございます、歌鈴。そして、あけましておめでとうございます」

以下略

30:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2014/01/01(水) 00:01:15.79 ID:4pq1rTYho

私にはっきりと、そう言って下さいました。

「珠美にとって、新年を迎える事より、歌鈴が生まれた事を祝う方が大切な事ですから」

以下略

31:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2014/01/01(水) 00:02:12.37 ID:4pq1rTYho

「か、歌鈴？大丈夫ですか？」

「い、いえ、すいません、とっても嬉しくて……っ……」

以下略

32:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2014/01/01(水) 00:03:16.55 ID:4pq1rTYho
周りの方々もひととおり挨拶が終わったのでしょうか。
祭殿へと向かう人の流れがまた動き始めました。
私たちも、その流れに乗って、祭殿の方へ向かい始めました。

祭殿の前の人だかりは今がピークかもしれません。

以下略

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