22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:18:01.81 ID:YYm2dff60
  
 「楽しみにしてろなんて………。肇が行った店でもないのに」 
  
 「ふふ、私が楽しみなんです」 
  
23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:22:34.37 ID:YYm2dff60
  
 ___ 
  
  
 「コース料理なんて初めて食べたよ」 
24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:24:24.29 ID:YYm2dff60
  
 「それにお値段も………」 
  
 「そうだな………」 
  
25:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:27:21.97 ID:YYm2dff60
  
 「しっかり頑張らせてもらいます…」 
  
 「ああ、是非そうしてくれ…」 
  
26:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:30:51.31 ID:YYm2dff60
  
 ………それに、肇だからこそだ。 
  
  
 同時に、俺たちは一般論からかけ離れたところにいる。 
27:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:33:15.79 ID:YYm2dff60
  
 「ほら、帰ろうか。アイドルを夜遅くまで連れ回す訳にはいかないんだよ」 
  
 「…はい」 
  
28:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:36:30.94 ID:YYm2dff60
  
 俺の決心が鈍らないように内に強引に肇の手を引いてその場から連れて行く。 
  
 他ならぬ肇の為に。 
  
29:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:40:49.76 ID:YYm2dff60
  
 車を付属の駐車場に止めていたにも関わらず、俺はそこを通り過ぎて未だ肇の手を引いて歩いていく。 
  
  
 歩くと言ってしまうと語弊がある。 
30:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:43:09.70 ID:YYm2dff60
  
 「ハアッ、ハアッ…」 
  
 「ほら、肇。寮に着いたぞ」 
  
31:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:46:27.18 ID:YYm2dff60
  
 「はぁ………ふぅ、少し…疲れてしまいました。もう少しだけこのままで………」 
  
 「そうか、少しだけな…」 
  
32:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 13:49:12.16 ID:YYm2dff60
  
 「もう大丈夫です。お待たせしてしまいましたか?」 
  
 「いや、俺の方は構わないよ」 
  
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