40:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/01(水) 14:40:20.31 ID:YYm2dff60
「私がアイドルだか、プロデューサーが………Pさんがプロデューサーだから、私を受け入れてくれない事、知ってるんです………!!」
「なんで、な、何を言ってるんだ………」
「私の事、好きですよね…? 誤魔化さないで………隠し事をしないでください………」
「自意識過剰だぞ肇! 俺がお前なんか好きになるわけないだろ!!」
「だったら…!」
肇は一つ息を込め、問いかける様に、でも有無を言わせぬ口調で言う。
「だったら………だったら、どうして泣いているんですか………」
胸の中にいた肇はいつの間にか顔を上げて俺を見つめていた。
俺が、泣いてる………?
頬をしっとりと冷たい何かが伝うのを感じた。
拭ってみると水滴がついている。
拭っても拭っても、止めどなく溢れ出てくるそれは、紛れもなく俺の涙だ。
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