13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/01(水) 20:46:58.19 ID:mMrPH74Do
「プロデューサーの癖にわかってないなあ。みんなずっとPちゃんと一緒やから、こんな時間が楽しいんやろ?」
そういうものだろうか?
ここまで紆余曲折を経てきたが、決して男性的に素晴らしいアピールをしてきた事は一度もない。
精々人として、プロデューサーとしてあるべき行動を、あってしかるべき行動をとってきただけである。
「……だと嬉しいな」
しかし、それでもそういう風に感じてくれているのなら悪い気は決してしない。
「そうそう。――ほら、Pちゃんも行くで!」
カートを押していた俺の左手がどけられて、そこに彼女の手が入り込む。
二人で押すものでもないだろうに、腕を引っ付けて歩く姿はさしずめ親子だろうか。
「転ぶからゆっくりな」
「アイドルだから大丈夫だって!」
根拠の無い発言のままに、そのまま俺達も二人の後を追うのであった。
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