過去ログ - 解体された艦娘の話
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19: ◆o1H7m0ryfo[saga]
2014/01/03(金) 00:36:14.39 ID:agT1hS0To
 仕方なしに、部屋に戻る。
 部屋は閑散としていて、少し寂しい。
 なにかが足りない、という間隔がわたしの身体につきまとっている。
 缶も魚雷も連装砲もないが、足りないのはそれだけではない

 仕事、だろか。
 生活のための金銭や物資の援助は、少なくとも数年の間は、保証されている。
 だから安心しろ、といつだったか提督は言った。
 たった一二週刊前のことのはずだが、提督のその言葉はもう、わたしの中では『いつだったか』のことになっている。


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