過去ログ - 江ノ島「オマエラに最高の絶望を……」春香「ん?なんだろうこれ……」
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24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/02(木) 02:40:23.47 ID:WPfzL9x30

急に地の文

 真はしゃがんで2匹のゾンビの打撃をかわすと、その場で足をぐるりと回す。足から激しく青緑色の液体を飛ばし、醜い叫び声をあげながら、ゾンビは動かなくなった。

「……よし!」

 しかし、安心するには早すぎた。
 真後ろからきている、別のゾンビの存在に、真は全く気付いていなかった。何かの気配を感じ振り向いた時には、すでにゾンビは目と鼻の先。かわせる余地などない。そこで彼女はぐっと目を閉じた。
 その時、強い衝撃音とともに、目の前のゾンビの腹に穴が開いていることに気づく。いくらか飛んできた液体をふき取り、何が起こったのか状況を知ろうとした。

「……平気か?」

 そこにいたのは、長ランを羽織ったリーゼントの男。

「助けてくれてありがとう……君は?」
「大和田紋土だ。おめぇは?」
「菊地真だ」
「そうか。女の危険を察知し助けるのが漢だ。礼にはおよばねぇよ」
「……そっか、それなら……」

 真はぐるりと、あらためてあたりを見回し、大和田と名乗った男に視線を向けて言った。

「どんどん増えてるこいつらをやっつけようか!」
「おう、任せとけよ」


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