過去ログ - 江ノ島「オマエラに最高の絶望を……」春香「ん?なんだろうこれ……」
1- 20
64: ◆jPpg5.obl6
2014/01/05(日) 22:45:30.35 ID:e/1Inc9j0

 大きな音が当たりに響いた。
 音は音でも、あの機械の轟音ではない。それはそれでうるさい音だが、激しいエンジン音が聞こえたのだ。
 巨大な魔獣の目の前にバイクで走りこんできた彼らは、大きな声で叫ぶ。

「おらああああああ!!!」
「紋土! いっくよー!!」
「任せとけ!!」

 思いっきり大和田が、乗っていたバイクの前輪を上げてから降ろす。反動で後輪が上がったその瞬間、タンデムシートに座っていた真が勢いよく飛び出し、黒色の光を放ちながら、ぐんぐんと高度を上げる。
 巨体よりも上に上がったところで、そいつめがけて右足を前に突き出し、左足をたたんだ姿勢で勢いよく急降下する。
 その攻撃は機体をへこませ、そのまま後方へ転倒させた。

「今のうちに!!」

 真の言葉に流され、石丸は不二咲を抱える。
 もう一度真は黒い光を体から放ち、その状態で拳の一撃を魔獣にくらわした。
 その拳は機体を貫くには十分な威力だった。一度壊された機械がまた動き出すことはなく、6人がそろった状態で、この巨大機械の魔獣に勝利したのである。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
110Res/83.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice