過去ログ - ほむら「わたし……もうどうすればいいのか分からない!!」
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35: ◆L.e3O3bIIM[saga sage]
2014/01/03(金) 21:24:52.14 ID:B8hRPoOp0


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ビルの傍に倒れていた女性を起こし、三人は見滝原にある公園に来ていた。
ずっと何か気になっていた様子のさやかは、ゆっくり立ち止まった。


マミ「……?どうしたの?美樹さん」


さやか「……ええと、マミさん。相談があるんだけど……」


マミ「どうしたの?」


さやか「願いって自分じゃなくて、人のために使うって出来ますか?」


マミ「……例えば?」


さやか「えっと、例えば……例えば……。うーん、事故で手が動かなくなった友達の手をもう一度動くように出来るのかなって……」


その質問にはマミではなく、マミの横で歩いていたキュゥべえが答えた。


キュゥべえ「可能だよ」


続けてマミが口を開く。


マミ「……でも、関心はしないわね」


さやか「……え?」


マミ「願いは自分のために使うものよ。美樹さん。仮にその友達の手を直してあげたとして、あなたはその友達の恩人になりたいの?それともその友達の願いを叶えてあげたいの?」


さやか「……」



マミ「ほらね。直ぐに答えは出てこないでしょ。自分の願いはなんなのか、ハッキリさせておくべきよ。これを間違えると、あなたはきっと後悔することになるわ」


さやか「……はい」



マミ「きつい言い方をしてごめんなさいね」


さやか「いえ、……あたしの考えが甘かっただけですから」


まどか「……さやかちゃん」









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