過去ログ - 穂乃果「私達のラブライブは!」海未「まだまだ続きます!」ことり「その四だよ!」
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◆rX.c0AA6LikW
2014/01/06(月) 02:08:12.02 ID:IZ3IqGAZ0
穂レミ11
穂乃果「海未ちゃんね、最近は穂乃果にも顔を見せてくれないの」
にこ「穂乃果にも……?」
それは流石に想定外だ、てっきり穂乃果は今でも海未と連絡を取っているのだとばかり……
穂乃果「うん、それでね……」
穂乃果「今でも海未ちゃん、お部屋の外に居るなら話させてくれるんだ。……でもだめみたい、出て来る気は無いって」
……なるほど、思っていたよりずっと重いようだ。
穂乃果は項垂れると、オレンジジュースの入ったグラスに触れた。
穂乃果「だから……最近は穂乃果もあまり会えてない」
にこ「そう…………」
為す術無し、そう思い掛けたところで穂乃果が口を開いた。
穂乃果「……明日。明日、海未ちゃんの家族は出払うらしいから、家には海未ちゃん一人になると思う」
穂乃果「会うなら……明日が狙い目だよ」
にこ「なっ……なんでそれを私に……?」
穂乃果「会いたいんでしょ?海未ちゃんに」
確かにその通りだ、だが……
にこ「本当はあんたが行きたかったんじゃないの……?」
穂乃果「私はいいよ……また会う機会はあるし」
穂乃果「それに、一年振りだもん、にこちゃんが優先だよ」
にこ「穂乃果……」
穂乃果は唇を僅かに噛み、頷いた。本当は誰よりも海未に会いたいはずなのに。
にこ「私に……任せてくれる?」
穂乃果「うん……私の代わりに、頑張ってね?」
………………………………
にこ「と、いう訳よ」
海未「なっ……!そんな勝手な話が!」
にこ「勝手でもなんでも、文句はちゃんと聞くからあんたの部屋に入れなさい」
海未「……!?い、嫌です!」
にこ「そ、なら勝手に入るわよ」
海未「あ、ちょ、ちょっと!にこ!!」
………………………………
ー海未の部屋ー
にこ「……これは」
山、山、山。見渡す限りの山。下着や雑貨、その他様々な物で作り上げられた山で、部屋全体が埋まっていた。
海未「……あまりみないでください」
これが海未の現状、か……
なら
にこ「掃除よ掃除、こんな部屋じゃなに話しても暗くなるし、まともな話が出来ないわ」
海未「ちょっと……勝手に……」
にこ「私が手伝うからほら、やるわよ」
海未「……わかりましたよ」
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