過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-5
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◆G2e7.dr63M
[saga]
2014/01/11(土) 21:30:09.50 ID:5Jcw3pSQ0
狛枝「……大丈夫だよ、絶対そんなことにはならないから」
狛枝「またいっしょに遊べるよ。何度だって……何だって、きっと……できるよ」
狛枝「一緒にいたいっていってくれるなら……キミがそう望んでくれるなら、ボクはキミのそばにいるよ」
狛枝「だから怖がらないで?」
小泉「……本当に?」
狛枝「うん、本当だよ」
小泉「……」
小泉「そんな」
小泉「そんな、の」
小泉「……」
小泉「……ダメ、だよ」
狛枝「小泉さん?」
小泉さんの足が急に止まり、手を繋いでいたボクもそれに引っ張られる形でその場に止まった。
小泉「そんな事したら……」
小泉「蜜柑ちゃんに悪いよ」
狛枝「!」
狛枝「小泉さん、まさか記憶が……」
小泉「っ……」
狛枝「小泉さん!」
小泉さんは片手で頭を押さえながら苦しそうにしている。
小泉「……だ、だってアンタは蜜柑ちゃんと付き合ってるんでしょ?」
小泉「いつからだったの?」
小泉「いつから蜜柑ちゃんの事、好きだったの?」
小泉「アタシと事故で……キスしたのだって」
小泉「幸運だったと思ってるとか言ってたくせに……」
小泉「ほ、本当は……蜜柑ちゃんがいるのにどうしようって思ってたんでしょっ……」
小泉「アンタにとっては、アタシがどうとか関係なかったのに」
小泉「忘れるって言ったのに……意識しちゃって、ずっと頭から離れられなかったアタシが、馬鹿みたいじゃないっ……!」
狛枝「それはっ……」
小泉「アタシ……っ、」
小泉「きゃあっ!?」
狛枝「!」
小泉さんは何かを言いかけたが、アトラクションの仕掛けがこちらを襲ってきたのに驚いて、気付くとボクの胸へと飛び込むような形になっていた。
小泉「……っ」
小泉「どうして……」
小泉「……どうして、またキスなんてするの……」
小泉「そんな事されたら……アタシ……っ」
ここからどうする? 何を言う?
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