過去ログ - 俺「グハァ!」 友「どうした!」
↓ 1- 覧 板 20
43:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 16:07:33.76 ID:tGyBnLsT0
が、隣に座っていた奴がこっちの読んでる本を少しだけ覗いてきた
友が読んでいた漫画は丁度濡れ場のシーンだった
これには両者はニヤけた
44:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 16:14:15.63 ID:tGyBnLsT0
それから俺と漫画の事を色々と喋った
お互いに好きな漫画だったので興奮した
飯の時間も一緒に食べ、笑い話や下らない話は続いた
45:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 16:22:48.65 ID:tGyBnLsT0
そして月日は流れた
最初は苦手だった銃の訓練も狙ったとこには当たるぐらいになった
上官の叱責にも耐性が付いたような気がした
46:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 16:35:46.81 ID:tGyBnLsT0
友「なあお前はどこにするんだ?」
友はいつもの馬鹿な話をする口調ではなく真剣な声で言った
俺はそんな友の口調を感じ取った。これは大事な事だと
47:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 16:43:16.26 ID:tGyBnLsT0
別に俺と離れる事はよかった
二人とも大人だし兵隊だ。友達と離れたくないという甘い感情はなかった。
第二の不安が厄介だった
48:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 16:49:30.85 ID:tGyBnLsT0
俺は親友が考えている事を理解した
俺「ああ俺も安全地区希望だったよ。でも安全内だけじゃ駄目なんだ。」
友は親友が言っている事を真剣に聞いた。
49:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 17:02:41.76 ID:tGyBnLsT0
俺「俺は温室育ちのガキだったよ。親には大切に育てられて欲しい物は買ってくれた。」
俺「ギターも買ってくれたし、欲しかった服も買ってくれた。」
俺「だがなある時新聞を見たんだ。ただ何気なく見たんだよ。」
50:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 17:07:15.17 ID:tGyBnLsT0
友は真剣にそれを聞いていた
そして友は言った
友「俺もそこに希望してるよ。勘違いするなよ俺も同じ所に希望してたんだ」
51:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 17:17:26.81 ID:tGyBnLsT0
拠点
友は血と汗と精液の付いた戦闘服を脱ぎながらふと思った
52:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 17:22:41.60 ID:tGyBnLsT0
友はそれを聞いた時、微かに胸が高鳴った
俺に会える。いや死にたかったのかもしれない。
人を撃った時からそう思っていた。
53:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/03(金) 17:27:29.92 ID:tGyBnLsT0
戦場
友は俺と会った。でもなにも喋らなかった。
58Res/15.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。