20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/03(金) 22:48:32.25 ID:rYQ9M0XNO
それを聞いた時、御坂はしばらく動かなかった。
いいや、動けなかった。
状況が信じられない、とかではない。
ただ、いいのだろうか、と御坂は思ったのだ。
計画について薄々知っていながらも、自らのクローンを見捨てた自分が。
先ほども、打ち止めを少しも引き止めようとしなかった自分が。
能力なんて持っていても、なにも出来やしないだなんて思い、すべてを諦めた自分が。
そんな自分が今更、ヒーローのように登場し、敵を悪人に仕立て上げ、誰かを救おうだなんて。
けれども、御坂は動きだす。
たとえ、動き出すには遅過ぎたとしても。
たとえ、周りから責められたとしても。
自分の今までの行動すべてを、否定してでも。
この手に救う力があるのなら。
そんなことを考えながら、御坂はただ、走った。
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