過去ログ - 苗木「僕たち友達だよね」
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17: ◆3mkWmPxrCM[sage]
2014/01/05(日) 01:21:55.56 ID:1ZvTk5Aw0
>>15
ゼロと1の間のつもりなので……どうあがいても絶望だよね、うぷぷ。――考証ミスっていたっぽいですが

>>16
JDCも死ぬ時はあっさり死にますし世界滅びますよ。俯瞰流考!ネタ拾っていただいてありがとうございます。



狛枝「ああ、ボクと同じクズみたいな超高校級の幸運の苗木クンじゃないか」

苗木「探したよ、狛枝クン」

狛枝「絶望的だよね。一年の頃は仲良しだった君たちも、結局はバラバラなんだ。超高校級の才能を持つみんなと、ボクたちみたいな凡人は一緒には歩けなかったということさ」

狛枝「でも苗木クンは誇っていいよ。たとえ一時とはいえ、ボクらと違って希望であるみんなと認め合って過ごせたんだから。さしずめ君は、準超高校級の人望、とでもいったらいいのかな」

狛枝「だけどね、苗木クン。所詮凡人は天才とは違うんだよ。努力したって越えられない壁はある。ボクらなんて努力することさえおこがましい、決定的に最低で最悪で愚かで劣悪で、何をやってもダメな人間なんだ」

苗木「それは違うよ! 確かに努力じゃどうしようもないこともある。けれど、努力でどうにかなることの方が多いんだ! 独りでダメなら、助け合えばいいんだよ!」

狛枝「あはははははははは! 違うんだよ苗木クン。どれだけ努力したってクズはクズなんだよ。小型犬がどんなに頑張ったところで、大型犬にはなれないし……ペンギンがどんなに頑張ったところで、空を飛べるようにはならないんだ……つまり、駄目な人間っていうのは、何をやってもダメなんだよ。才能ある人間は"なる"もんじゃない……最初からそれだけの器を持って生まれてくるものなんだ」

狛枝「これを見てよ。先日、『幸運にも』見つけたものなんだけれど。カムクラプロジェクト――人工的な才能、超高校級の希望、だってさ。あのさぁ……一流だかなんだか知らないけど、所詮超高校級じゃないここの研究員たちは踏み台にすぎない凡人なんだよ。それが天才を『作る』だなんて笑わせるよね……」

狛枝「結果は大失敗。希望になり損なったどころか、超高校級を数人殺して行方不明。まったく、笑えないよね。凡人が余計なことすると、ロクな結果にならないんだよ」

狛枝「希望が絶望に負けるなんてあり得ないんだよ。だからボクは、ボクらみたいなクズじゃなくて本当の希望を探さなくっちゃいけない。生徒会長や消された松田クンを越える、本物の希望を――。特にこのあと、少し大きな絶望に世界が包まれるみたいだしね?」

狛枝「それは君も同じなんじゃないかな? だってさ、苗木クン――今の君は、もう絶望に負けているように見えるよ? ボクと同じにさ。ほら、見てよこれ。――こんなこと本当に起こると思うかな? けれどもし、こんな絶望を打ち倒す希望が見られるなら、そんなすばらしいことはないよ!」

苗木「超高校級の神経学者の松田クン……記憶喪失だった生徒……幼なじみ……バラバラで絶望に染められつつある77期生……世界を包む絶望……そうかわかったぞ!」

苗木「ボクらは絶望に負けたりなんてしない。希望は前に進むんだ。それをこれから証明するよ、狛枝クン!」

狛枝「やれやれ……救えないね、苗木クン。ボクはもういくよ。せいぜい、クラスメートに気をつけることだね」

苗木(次は江ノ島さんか。……希望は負けたりしないんだ。ボクは絆を取り戻してみせる)




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