過去ログ - 凛・真姫「西木野☆星空クリニックにようこそ!」
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419: ◆Qe7X7xrNvI
2014/01/14(火) 02:05:09.73 ID:XDo0pwk6o
5年後


真姫「こら、ことりー!食器で遊んじゃダメでしょー!」

ことり「はーい、ごめんなさーい。まきちゃん」

凛「ふふ、ことりは素直ね。誰かさんとは大違いにゃ」

真姫「誰のことを言ってるのかしらねぇ…」


ことりの胎児は、そのままことり、と名づけた。

ことりはクリニック内で、誰にも見つからないように育てたの。

そんな生活をして、私たちはもう二十歳を過ぎてしまった。

学生とアイドルを続けながらの子育てはとても辛かったけど、それでも。

ことりと、ことりのことを思うと耐えられた。

それに、全部私の決めたことだから。

凛より先に投げ出すのも、癪だったしね。

凛も同じこと考えてたでしょうね。

一人じゃなくて、二人だったおかげで、今まで育ててこれた。

両親がいない悲しみを、ことりに味あわせずにすめたかも、ね。


真姫「ねぇ、ことり?私と凛、どっちが好き?」

ことり「んーとねー、んー、どっちも!」

凛「あはは、どっちもだってにゃ。凛の真姫ちゃん取られちゃったにゃー」

真姫「じゃあ、ことり。今、しあわせ?」

ことり「んー?しあわせ?ってなに?」

真姫「ああ、ごめんなさい。…そうね、私たち二人といて、楽しい?ってこと」

ことり「え、じゃあ!」

ことり「ことり、今、すっごくしあわせだよ!」


ごめんなさい、ことり。あなたを殺してしまって。

でも、ことり。ありがとう。

とても、ひどい言葉だって、わかってて。それでも言わせて。ありがとうと。

私たちに、こんな愛おしい子を出会わせてくれたことに。

ありがとう、ことり。



おわら                                                                               ない


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