1: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 13:50:39.28 ID:oRPW/xLNo
……ここはどこだろう？俺は目を覚ますと学校の教室のような場所に居た。ような、と言ったのはそこが床も壁も、とにかく目に入るモノ一面真っ青に塗られていたからだ。
？？？「お目覚めになられましたかな？」
声のした方に目をやると、異様なまでに鼻の大きな老人が、教卓に手を組んで座っていた。
？？？「ようこそ……我がベルベットルームへ……申し遅れましたな。私の名はイゴール」
イゴール「この部屋……夢と現実、精神と物質の狭間の場所……ベルベットルームの主を致しております」
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2: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 13:51:28.75 ID:oRPW/xLNo
ベルベットルーム？……聞いたことのない言葉だ。
イゴール「さよう……この場所は少々特別でしてな。”契約”を果たされた方のみがお入りになれるのです」
3: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 13:51:58.63 ID:oRPW/xLNo
？？？「オイ、聞いてんのかって、おい」
次の瞬間、俺は教室の机に座っていた。今度は真っ当な色彩の、だ。目の前には紫に髪を染めた派手な格好の男が立っている。
4: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 13:52:35.79 ID:oRPW/xLNo
左右田「日向っつーのか。なあ日向、お前、なんか知らねえか？」
日向「なんかって？」
5: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 13:53:47.90 ID:oRPW/xLNo
日向「なんだ、あれ？ ゲーム機？」
左右田「いや、電子生徒手帳らしいぜ？ 確かによくわかんねーペット育成ゲームもついてたけど。俺らが目を覚ましたとき、ポケットに入ってたんだ。お前は？」
言われてズボンのポケットを漁ると、確かに覚えのない感触があった。
6:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 13:58:52.61 ID:kpi4zc3X0
2
7:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 13:59:29.22 ID:W69+l0wSO
1
8:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 14:00:35.97 ID:smjE5CqV0
6
9: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 14:07:54.66 ID:oRPW/xLNo
日向「この死に顔動画っていうのはなんなんだ？」
左右田「ああ、それな。生徒向けの動画投稿サイトみたいだな。でもまだ一個も動画がUPされてねーし、UPの仕方もどこにも書いてねーんだよ」
10:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 14:09:11.63 ID:W69+l0wSO
2
11:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 14:14:53.90 ID:Q2f/UxWAO
２
(死に顔動画＝デビサバ２に出てくる要素、その名の通り死ぬ瞬間の動画が出てくる)
12: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 14:18:35.23 ID:oRPW/xLNo
日向「ん？ なんだこれ？」
左右田「どうかしたか？」
13:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 14:23:34.74 ID:dkQ6toimO
3
14:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします
2014/01/04(土) 14:24:30.94 ID:0IqOekSEo
4
15: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 14:34:04.41 ID:oRPW/xLNo
日向「メールか……」
そういえば、携帯電話はどこにいったのだろう？ 上着のポケットを探ってみると、意外にもというべきか、それは元のまま存在していた。しかし……
16:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 14:39:50.85 ID:W69+l0wSO
1
17:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 14:40:56.13 ID:KavAeV7go
1
18:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/04(土) 14:41:03.05 ID:hrHczPh30
1
19: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 14:52:55.99 ID:oRPW/xLNo
日向「じゃあ、アドレス交換しないか？」
左右田「え……しょ、しょうがねえなァ……」
20: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 14:54:02.31 ID:oRPW/xLNo
我は汝……汝は我……
汝、新たなる絆を見出したり……
21: ◆Z7irFsrt3U[saga]
2014/01/04(土) 15:07:35.17 ID:oRPW/xLNo
Time 9:55 1st day 始まりの月曜日
俺が左右田と連絡先を交換し終えたとき、生徒手帳から着信音が鳴り響いた。それも、俺と左右田の両方から同時に、だ。
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