16:箪笥にGon ◆AwaRainbow
2014/01/05(日) 21:16:16.64 ID:bzTsf4Z60
パタパタと走っている彼女を見やりつつ俺は帰途についた。
男友の言った事はどうやら本当の事だったらしい。あいつのいうことはやや信用できないので半信半疑だったが、本人から本当だと言われたら信じるしかないだろう。
それに俺はあいつのすることをとやかく言うつもりは無いし言える義理も無い。
だから俺は見守る事ぐらいしか出来ない。
男「見守る...かぁ。」
???「見守る?何をよ」
男「ん?あぁ女か。というか俺口に出してたのか...」
女「えぇ。思いっきり。」
男「それは恥ずかしいな。」
女「えぇ。とても恥ずかしいわね」
男「そこは否定してくれよ」
女「あぁ、ごめんなさい。つい本当のことを言ってしまったわ」
男「...」
女「黙らなくてもいいんじゃないかしら?」
男「お前も相変わらずだよな」
女「どういう意味よ」
男「中2の時から転校してきてそれからというもの俺の世話を焼きつづけるのは変わらないってことだよ」
女「なに、その説明口調」
男「いや、別に?」
女「そう」
男「おう」
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