過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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116: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:06:36.80 ID:kUxqWQ5uo
こんなに時間があったのに、何一つ覚悟はできていなかった。
だって、助けるって決めたから。

……助けるって決めた。それにいったいどれほどの意味があるのだろう?

いつかこんな日が来るだろうって、多分薄々わかってた。

でも、認めない、認めたくない。

助けるって決めた。

覚悟ができてなかったんじゃない。最初から覚悟することを避けてたんだ。

一度覚悟を決めてしまえば、もうそれでべべとの何もかもを、
すっかり私は諦めてしまいそうだったから。


「お願い、ベベ。どこにもいかないで……。
 できることなら何だってするから、私の傍にいて……。
 あなたが傍にいてくれるんだったら、正義の味方だって私はやめられる。だから……」


――私の前からいなくならないで。


言葉が詰まる。それは、ベベが自力でどうにかできることじゃない。


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