過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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◆2DegdJBwqI
[saga]
2014/02/11(火) 15:45:47.60 ID:kUxqWQ5uo
もっとも私がベベのために作ったいくつもの服と、
そういう意味では信用できるキュゥべえの両方が、
私の記憶は真実であると保証してくれていた。
でもそれは、ベベのあの言葉が真実であるということまでは肯定してくれない。
ベベが嘘をつくはずがない、ベベが嘘をつくはずがない。
そういくら自分に言い聞かせてみたところで、ベベの言葉が与えてくれた安心感は、
日が経つにつれゆっくりとではあるけれど薄れていってしまった。
そして、まだ起こっていない問題が一つ未来に予想できた。
佐倉さんたちとのぬくぬくとした毎日が、
ベベを失った悲しみとまた会えるという言葉の価値を、
私からいつの日か忘れさせてしまいそうだった。
ベベを失った悲しみを感じることは辛いし大きな問題だけども、
ベベを失った悲しみを感じなくなることも嫌だ。
これら難しい問題を解決してくれる方法は、ベベの言葉が実現することだけ。
すなわちべべと再会することしかなさそうに私には思えた。
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