過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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17: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/01/08(水) 12:36:44.53 ID:HEdAZvXGo
そしてそれ以上に不思議なのは、体中に何か高感度のセンサーでも積んであるのかというくらい、
街全体、広範囲にわたる異常をべべが即座に感知すること。

おかげで今までのパトロールの時間をかなり短縮できたりして、
自分の時間を持てているからかなり助かっている。


「それじゃあナビゲーション、今日もお願いね?」

『マカセテ、ミチビク、マミ』


定位置にべべがしっかりくっついたのを確認すると、私は玄関のドアを開けた。
するとピュゥッと冷たい風が中に吹き込んでくる。
少し寒そうに、べべが身じろぎをした。ぬいぐるみなのに、人肌に温かい。

その体温を感じていると、べべは決して弱くないのに、私が守らなくちゃ、そんな思いが沸き上がってくる。

一度べべの頭を軽く撫でて、これから戦いに行くなんて嘘のように軽やかな気持ちで、外への一歩を踏み出した。



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