過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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2: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/01/05(日) 12:29:07.66 ID:Rosb0CWbo
でも、生憎と私は魔法少女だった。

魔法少女。それは私が、自分の力で一生背負うべき罪の荷だった。

両親を助けられなかったぶん、困っている他の人たちを助けることで、罪滅ぼしをする。
私はあえて心の内に、普通の人たちとの壁を作った。
何よりも、私が魔法少女としての理想を追求するためにはそれが必要だと思った。

その道を選んだことに後悔はなかった。
その道が正しい道なのだと、強く私は信じることができたから。

ただそれだけに、契約してからの私は少しそれに意固地になりすぎていたのだろう。

それどころか、私にとってかけがえのなく大切な一人の友だちと出会えていなければ、
きっとその意固地すぎる態度は今も続いていたに違いない。
性別についての自信はないけど多分、彼女。

あの子が私を変えてくれた。



――私を変えてくれたのは、チーズがとっても大好きな、動く魔法のぬいぐるみだった。


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