過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
1- 20
32: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/01/13(月) 11:38:09.01 ID:Eh5B0O5oo
でもなぜか、べべは服をあげる前から既に晴れ晴れとした顔をしていた。
どうして、昨日までとは全く違った顔をしているんだろう?
怪訝な顔をする私の前に、自分の毛布の中からべべは、一枚の紙を引き出してきた。

そしてその紙はべべの頭上に持ち上げられて、私へと手渡される。


『ミテ、マミ。アゲル』


見るとその紙には、どこからどう見ても、私の似顔絵が描かれていた。
上に判読できない文字らしきものが添えられている。

こんなものを書いていただなんて、ほとんど一緒にいたのに全く知らなかった。
べべの指がついてない腕だと、クレヨンを使いこなすのはきっと大変だっただろう。
長い時間をかけて毛布の中でこれを、ひっそり書き続けていたに違いない。

だから夜も、私と同じ布団じゃなくて毛布の中に籠った。
昼ならともかく夜なんて、自分が何を書いてるかろくに確認できないだろうに、
私にサプライズをして喜ばせようとしてくれたんだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
155Res/103.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice