過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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◆2DegdJBwqI
[saga]
2014/01/13(月) 11:38:09.01 ID:Eh5B0O5oo
でもなぜか、べべは服をあげる前から既に晴れ晴れとした顔をしていた。
どうして、昨日までとは全く違った顔をしているんだろう?
怪訝な顔をする私の前に、自分の毛布の中からべべは、一枚の紙を引き出してきた。
そしてその紙はべべの頭上に持ち上げられて、私へと手渡される。
『ミテ、マミ。アゲル』
見るとその紙には、どこからどう見ても、私の似顔絵が描かれていた。
上に判読できない文字らしきものが添えられている。
こんなものを書いていただなんて、ほとんど一緒にいたのに全く知らなかった。
べべの指がついてない腕だと、クレヨンを使いこなすのはきっと大変だっただろう。
長い時間をかけて毛布の中でこれを、ひっそり書き続けていたに違いない。
だから夜も、私と同じ布団じゃなくて毛布の中に籠った。
昼ならともかく夜なんて、自分が何を書いてるかろくに確認できないだろうに、
私にサプライズをして喜ばせようとしてくれたんだ。
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