過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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34: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/01/13(月) 11:50:01.18 ID:Eh5B0O5oo


「大丈夫よ、べべ。謝らなくて大丈夫。
私の方こそ、あなたの気持ちをちゃんと考えなくて本当にごめんなさい」

『ゴメンナサイ。ゴメンナサイ』

「もう、だから謝らなくて大丈夫なのに……」

『ゴメンナサイ。ゴメンナサイ』


土下座はやめてくれたけれど、謝罪は依然としてやむ気配がない。
このまま黙って放っておいたら、私に向かっていつまでも謝罪を続けていそうだ。


「ううーん、困ったわね。…………ああっ、そうだわ。
 じゃあそこの毛布を、べべが片付けてくれない?」

『モウフ?』


振り向いて、毛布を見つめて、べべは首をかしげた。


「そう、それが私がべべを許す条件。
 私たち、これで何もかもすっかり仲直りしましょう」

『ナカ、ナオリ?』

「ええ、仲直り。あなたとこんな素っ気ない毎日をこれ以上過ごす。
 私はそれが一番嫌なの。……仲直り、してくれるかしら?」



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