過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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52: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/01/22(水) 15:31:38.38 ID:prEVTGnCo
〜☆


頂上まであともう少しだ。

大きく息を吸って吐いてしながら、
樹木が互いに影を投げかけるよう左右立ち並んだ山道を、
私はべべを背負って延々と登る。

絶え間なく流れる汗の滴が、顔を垂れてポタポタと地面を濡らす。

魔法少女だからといって、少し、山を舐めすぎていた。
なぜ、明らかに本格的な山をいきなり選んでしまったのか。
山の麓に着いた時点で薄々嫌な予感はしていた。

そもそも家からの距離だけで選んだけれど、ここは日帰りするための山ではないのかもしれない。
何人ものきちんとした装備の登山者を追い越してきた。
私だって、もっとゆったり登りたかった。でも、そうすると家に帰った頃には夜になってしまう。

ベベの意向をできるだけ酌んだ結果とはいえ、
やっぱりせめてもうちょっと近場の山にしておくべきだった。


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