過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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◆2DegdJBwqI
[saga]
2014/01/29(水) 12:36:23.38 ID:cEpVmsRzo
「そう言われても、この人形の身体を――」
「人形はお願いだからやめて。せめて呼ぶならべべと呼んであげてちょうだい」
「――べべの身体を構成しているのがキミの魔法のリボンである以上、
キミが作ってそれを維持していると考えるのが合理的だ。
第一、現にこうして話している間も、キミから魔力がべべに供給されてるしね」
さも当たり前のようにキュゥべえは言った。
私からベベに魔力が供給されている。その実感はない。
私の魔法は、キュゥべえとの契約によって生まれたものだ。
しかも私以外にも、数えきれないほどの魔法少女をキュゥべえは見てきているはず。
キュゥべえが私の魔法を私以上に深く知っていても、それほど不思議な話ではない。
でもそうだとすると、そもそも魔法に限らない色々なことを、
いったいどこまでキュゥべえは知ってるんだろう?
魂をソウルジェムに変えるなんてことを容易く行うくらいだ。
私が想像もつかないようなことまで知っているに違いない。
しかしそれはおくびにも出さず、こうして普通に私と対話している。
徐々にキュゥべえの赤い瞳が、私の理解できない不気味さを増して見えてくる。
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