過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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76: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/01/29(水) 12:55:28.51 ID:cEpVmsRzo


「だからべべは生きてはいないんだってば。
 キミは戦いのときに生成したマスケット銃を生きているとは考えないだろう?
 それとベベの構造は基本的に同じなんだよ。
 見かけと自我の違いはあるにしても」

「自我があるなら、生きていようがいまいが――」

「何度でも繰り返すけど、それは無駄な行為だよ。
 べべに自我があってもなくても、だからと言ってベベの崩壊を覆せるわけではない。
 壊れるまでの時間を延ばしたところで、グリーフシードが空費されるだけだ」


話は平行線。決着はつきそうにない。
必死でべべを看病して、必死で魔獣と戦って。
精神肉体両方の疲れが急にどっと押し寄せてくる。

一度目を閉じて、目頭を親指と人差し指で挟む。
疲労している場合ではない。魔力を無駄遣いするわけにもいかない。
私自身がもっと頑張らなくちゃいけない。

キュゥべえの癇に障る声が耳に入ってくる。


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