10: ◆TFz60grgq2[saga sage]
2014/01/05(日) 21:44:52.01 ID:8M1w9cB8o
そのとき見た彼は、机に突っ伏したまま動いていませんでした
ペンも持たず、枕にするための腕を組んでいるようでもなく、だらりと両腕を下ろしているだけなのです
11: ◆TFz60grgq2[saga sage]
2014/01/05(日) 21:45:49.43 ID:8M1w9cB8o
優希「のどちゃん見つかったー?」
和「……えっ」
和「あっ」
12: ◆TFz60grgq2[saga sage]
2014/01/05(日) 21:47:46.03 ID:8M1w9cB8o
優希「そうそう、のどちゃんの王子様は見つかったのか?」
和「な、何を言い出すんですか!」
優希「歩調が遅いから落ち込んでるように見えるじぇ」
13: ◆TFz60grgq2[saga sage]
2014/01/05(日) 21:51:19.60 ID:8M1w9cB8o
優希「のどちゃんってさー、ひょっとして一目惚れ?」
和「男性を一度見ただけで好きになるとかそんなオカルトありえません」
優希「もしそうなら、諦めた方がいいと思うけど……」
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/05(日) 21:51:38.93 ID:/jdT+6x/o
期待
15: ◆TFz60grgq2[saga sage]
2014/01/05(日) 21:51:47.60 ID:8M1w9cB8o
優希「じゃあその男子は受かってなかったの?」
和「なぜ、私が知っていると思うんですか」
優希「だってのどちゃん、声かけたときに違う番号見てたじぇ」
16: ◆TFz60grgq2[saga sage]
2014/01/05(日) 21:52:27.60 ID:8M1w9cB8o
優希「それにしても男友達の一人もいないのどちゃんが肉食系に変貌するとは、世も末だじぇ」
和「どういう意味ですか、私にも男性の友人はいましたよ」
優希「高遠原でのどちゃんに話しかけてる男子は見たことないじぇ?」
17: ◆TFz60grgq2[saga sage]
2014/01/05(日) 21:54:44.47 ID:8M1w9cB8o
優希「気になるのはのどちゃんの男友達だじぇ、どんな奴らだったんだ?」
和「阿知賀の友人は日常会話をするほどの仲でしたよ」
優希「日常会話……ってどのくらいの?」
18: ◆TFz60grgq2[saga sage]
2014/01/05(日) 21:55:12.25 ID:8M1w9cB8o
優希「じゃあのどちゃんは男子と遊びに行ったこともないの?」
和「遊んだことは…………」
和「……………………」
19: ◆TFz60grgq2[saga sage]
2014/01/05(日) 21:56:45.81 ID:8M1w9cB8o
優希「話は変わるけど、のどちゃんは清澄に入っても麻雀部だよね?」
和「唐突ですね」
優希「唐突な話題変更は女子高生の必須スキルだじぇ」
347Res/118.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。