251: ◆TFz60grgq2[sage saga]
2014/02/08(土) 21:10:20.76 ID:Me3a/7uVo
二つのブランコが揺れて、金具の音が俺らの間に寂しく響いていた
俺はいつの間にか、彼女に話しかけていた
252: ◆TFz60grgq2[sage saga]
2014/02/08(土) 21:11:20.62 ID:Me3a/7uVo
長野では、もっといろんな人と話してみよう
253: ◆TFz60grgq2[sage saga]
2014/02/08(土) 21:12:12.84 ID:Me3a/7uVo
入試の日、彼女と再会したときは思わず目を疑った
試験が始まってから、数順の会話をした彼女があのときの女の子だと気付いた
254: ◆TFz60grgq2[sage saga]
2014/02/08(土) 21:12:50.58 ID:Me3a/7uVo
あのとき、差し出した左手
教室のドアの前で立ち止まってる彼女に、踏み出した足
255: ◆TFz60grgq2[sage saga]
2014/02/08(土) 21:13:25.36 ID:Me3a/7uVo
怒鳴られたあとで、彼女の事情に気づいた
涙を見たあとで、彼女の心情を察した
256: ◆TFz60grgq2[sage saga]
2014/02/08(土) 21:13:56.34 ID:Me3a/7uVo
,.ー-‐.、
ヽ、 ヽ __
/,..-ニ‐- '"_,..) / ̄\
257: ◆TFz60grgq2[sage saga]
2014/02/08(土) 21:14:23.93 ID:Me3a/7uVo
京太郎「和、か」
和「……はい」
和「応援してくれたのに八つ当たりしてしまって、ごめんなさい!」
258: ◆TFz60grgq2[sage saga]
2014/02/08(土) 21:17:23.00 ID:Me3a/7uVo
京太郎「つか、そろそろ晩飯食べに行かないん?そっちはもう時間っしょ?」
和「夕食は各自自由で外で食べてきていいそうです、東京を満喫しなさい、と」
京太郎「えっ、俺聞かされてないんだけど……」
259: ◆TFz60grgq2[sage saga]
2014/02/08(土) 21:17:50.67 ID:Me3a/7uVo
京太郎「東京は夜でも暑いな……」
和「ですね……」
京太郎「買い出しに行ったときに良さげな店があったから、入ってみたけどやっぱいい感じだな」
260: ◆TFz60grgq2[sage saga]
2014/02/08(土) 21:18:45.15 ID:Me3a/7uVo
和「……須賀くんが私を名前で呼んでくれるのに私が名字呼びなのはおかしいですよね」
京太郎「すっごい今更だな」
和「だから長野に帰るまでは須賀くん呼びを変えられるように頑張ろうかと」
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