62:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage;saga]
2014/02/03(月) 02:43:29.83 ID:xCthh89N0
メ「ところで主様」
男「どうしたよ」
メ「なんか来客が」
妹嬢「お久しぶりです、兄さん」
男「ああ、俺の妹にして完璧超人で世界経済の一翼を担ってておまけに美人でちょっと強がりだけど本当はいい奴なおれの妹じゃないか」
妹嬢「あの、兄さん。頭は大丈夫ですか?」
メ「主様、主様。ふた○りとブラコンと貧乳属性とあと寝取り女が抜けてますよ」
妹嬢「あ、あなたって人は……! 生えてません! というか何でそういうありもしない話を!!」
メ「おんやぁ? 主様のこと別に好きでもないと? んん?」
男「こいつ悪い顔してんなぁ」
妹嬢「そういうことを言っているのではなくてですね! そもそも来客なんですよ、もう少し来賓らしく扱えないのですか」
男「ま、お前がそれだけ家族になってるってことだろ」
妹嬢「か、家族……兄さんと家族……」
メ「楽しそうな幸せ家族計画を想像してるとこ悪いんですけど、意味合いが違うよーな」
妹嬢「く、わ、わかってます」
男「それよりお前、何飲むよ。珈琲でいいか?」
妹嬢「ええ、兄さんが淹れていただけるのでしたら何でも」
メ「主様、多分こういうお嬢様には珈琲もインスタントじゃまずいような。ここはひとつ秘伝のタレで」
男「タレ!? い、いや、とっておきのお茶くらいならあるけど」
メイド長「ほう、お嬢様相手に出し渋りですか。結構なご身分でいらっしゃる」
男「ひっ!? いつの間に背後に!? あと何かあたってる、首筋に何か!!」
メ「いきり立ったナニかとかですか?」
男「それはそれで恐怖だけど!?」
妹嬢「構いませんよ、兄さん。私は普通の家族として扱っていただけるほうが嬉しいんですから」
男「だ、そうですよ?」
メ「冷や汗かきまぐりながら従者の機嫌を伺う雇用者の鑑ですね」
男「し、しにたくないもの!」
メイド長「……致し方ありませんね。しかし、坊ちゃんの手を煩わせるのもどうかと思いますので私が淹れます」
男「そっすか、お、お願いします」
メ「おお、絶対普段飲めない紅茶とか出てきそう」
妹嬢「むぅ。兄さんの淹れた飲み物……」
男「次の機会に、な。さてと、お茶請けは何があったかなぁ」
メイド長「……坊ちゃん?」
男「ひ!?」
メ「この人、意外と怖いもの知らずだ」
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