過去ログ - モバP「茄子は、今幸せか?」
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13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 01:30:25.33 ID:8auXTgZQ0
茄子の少し悲しそうな瞳と真っ向から向き合う。
もしかしたら茄子も似たような経験があるのかもしれない。例えが悪いが、俺だってツレがパチンコで大当たりしていたら嫉妬したりする。
天性の運の良さを持つ茄子は、小さい頃からそんな視線に耐えてきたのかもしれない。
それが自分の身で考えると、正直気が沈んでしまう。
だから、つい口に出してしまう。

P「茄子は、今幸せか?」

聞かれた茄子は嬉しそうに微笑み頷く。

茄子「あの日、Pさんと出会ってから、私は間違いなく幸せです。自分でも信じられないくらい本当に幸せです」
P「茄子……」
茄子「本当は、今の生活は少し嫌でした。昔住んでいたところであまりに運が良いから、神の子と呼ばれもてはやされた時期がありました。私も最初は嬉しかったですけど、次第に周囲からの目が煩わしくなっていきました。今と同じように」
P「……」
茄子「家族以外、みんな私を都合の良い存在としてみていると思った時期もありました。子供ながらに気づいちゃうんですよね。そういうの」
P「茄子……」
茄子「もしPさんも私のことをそういう目で見始めたら、この仕事を辞めようと決めていました。でもそんな必要はなかったです」
P「え……?」

ギュウっと茄子に抱きしめられる。プロデューサーとアイドルという関係上、絶対にまずい状態なのだが、どうしてか今は離れることができなかった。

P「茄子……?」
茄子「……た」
P「え?」
茄子「初めて……私を見つけてくれました……幸運の置物なんかじゃない……本当の私を……」



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