6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 01:22:19.03 ID:8auXTgZQ0
2年前、まだ駆け出しのプロデューサーだった俺は、自分のアイドルをスカウトするために必死で一年間走り回っていた。
上司である社長からは、ティンと来た子を捕まえたまえ!というアドバイスをいただいたが、正直意味がわからなくて泣きそうだったのを良く憶えている。
他の先輩プロデューサーに聞いたが、最初はみんなアイドルのスカウトから入ったらしい。そこで話術とかを磨いていったとか。
だが口下手な俺は中々上達せず、四苦八苦していた。
プロデューサーとして仕事を始めて初めての年明け。
いい加減自分のプロデュースするアイドルを手に入れなければまずいと思っていた頃、俺は茄子と出会った。
P「はぁ、結局去年はダメダメだったな……。社長はゆっくりやりたまえ。君は私の見込んだ男なのだから大丈夫だ!なんて言ってくれたけどそろそろ申し訳なくなってくる」
茄子「あの〜?」
P「いや、こんなんじゃ駄目だな。就職難の時に拾ってくれた社長に応えるためにもここで踏ん張らないと」
茄子「もしも〜し?」
P「良し!ここは景気づけに美味いものでも食べて力をってあれ?財布がない!?」
茄子「えい!」
財布を落としたと気づきあわてていると、後ろからポンッと肩を叩かれた。
P「え?」
茄子「これ、貴方の財布ですよね?さっき落としましたよ?」
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